海外転職でなぜ不安に思ってしまうのでしょうか?大きな理由の一つは、知らないから不安になるのです。
この記事を読んでいる人は、海外で働くことが初めての人が多いと思います。海外で様々な事が初めてで不安、海外に行ったことはあるけど仕事はどうなのか不安。
人によって不安は変わってくると思います。僕も海外転職の前は僕なりの不安がありました。
そこで今回は、少しでも海外転職にむけての不安を解決する為の代表的な不安をいくつか紹介して、どんな風に考えればいいのかを解説していきます。
目次
海外転職でつきまとう不安例
まず海外転職でつきまとう不安例をあげてみます。
・知らない国での環境
・言語の不安
・海外で仕事についていけるか不安
・給料の不安
・コミュニケーションと人間関係の不安
・帰国後の不安
・家族の不安
代表的な不安をあげてみました。今回はこれらの不安の解決策や、海外転職を経験してる僕なりの考え方を書いていきます。
知らない国での環境の不安
知らない国での環境の不安は簡単に解決できます。一度、転職先の国に実際に行ってみることです。今はLCCなどで比較的安く海外に行くことができます。
また基本的には一度も転職先の国に行かないで、海外転職をするのはおすすめしません。海外は国によって環境は全てが変わります。
ちなみに僕は香港が合わなかったです。食事もあまり合わなかったのと、気候の蒸し暑さがだめでした。
ほんとに自分に合わない国だと、仕事も生活もうまくはいきません。想像してみて下さい「食事」「気候」「人」も全てが自分に合わなかったら、すぐにでも日本に帰りたくなってしまいますよね。
必ず一度現地に行ってから、海外転職を始める方が仕事の現地の生活もうまくいくことができます。
海外転職前の現地調査は、必須だと思った方が良いです。
言語の不安

言語の不安は多くの人が持っているかもしれません。語学に自信がなくて、語学不問の仕事に就職したいのであれば、「まったく英語話せないけど大丈夫かな」と感じたことがあると思います。
結論僕の経験から言うと問題無いです!現地に行ってから言語は覚えることができるからです。しかも思っているよりも早く言語を習得できます。
どこの言語によると思いますが、僕の場合はインドネシア語を3ヶ月でなんとなく意味が分かってきて、半年で生活では最低限困らないレベルになりました。
語学不問の場合は生活に困らないレベルで話せれば問題ないです。必要なタイミングは社内での現地スタッフとのコミュニケーションです。
取引先は日系企業がメインなので、仕事の話は日本語を使います。最初の1ヶ月から3ヶ月は少し苦労するかもしれまんが、必ず少しずつ聞き取れるようになるので、辛抱しましょう。
なるべく最初からスムーズなコミュニケーションがとりたい場合は、事前に挨拶程度は話せるようにしておくと良いでしょう。
少し話せるだけで、現地スタッフからこいつ少し話せると思ってもらい、積極的に話かけてくれるようになります。そうすることで上達もさらに早くなります。
海外で仕事についていけるか不安
海外という環境で、はたして自分が仕事をやっていけるのか、誰でも不安になると思います。僕も最初は正直不安でした。言葉も自信はなかったし、なにもかもが初めての環境でした。
最初に分かっておいてほしいことは、最初の2ヶ月から3ヶ月は大変ということです。最初は何事もうまくできないです。
これは海外転職に関わらず他の事でも言えることだと思います。2ヶ月から3ヶ月がたってくれば、言葉も少しずつ覚えてなんとなく理解できるようになります。
また仕事の流れが理解できて、少しずつできることが増え始める段階です。
ここまできたら現地スタッフとのコミュニケーションがうまくいって、仕事が楽しくなったり、やりがいを感じたりしてきます。
なので最初は大変ですが、自分が現地の環境に慣れるまで少し辛抱していきましょう。
何事もすぐにできるようになりません。現地のスタッフや、上司の日本人も必ず理解してくれるはずです。
給料の不安

海外転職で給料に不安もでてくると思います。
国によって給料相場が違うので、自分選んだ求人が、ちゃんと相場に合っているのか、日本により給料が安いのにやっていけるのか、お金に関する不安は、どこでもでてくると思います。
まず現地採用の場合給料が比較的安いのは、現地の物価に合わせての給料になっているので仕方ないです。
しかし、その分現地の物価も安いので、僕は日本でいるよりも余裕がある暮らしができました。
各国の現地採用の平均月収手取り(円換算) |
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アメリカ | 27万円 | 州によってかなり差があり。約2,500USD |
カナダ | 27万円 | 基本住宅手当や、通勤手当な無し。約2,500USD |
フランス | 20万円 | 約2,000ユーロ。約2,200USD。 |
タイ | 17万円 | 住宅費などはつかないことが多い。 |
インドネシア | 15万円 | 別で住宅と交通費がつく場合もある。年に1回ボーナス。 |
フィリピン | 15万円 | 交通費は別途支給の場合が多い。 |
インド | 15万円 | 家賃や交通費は出ないことが多い。 |
シンガポール | 24万円 | アジア圏だが英語と大卒が必須の場合がほとんど。 |
マレーシア | 15万円 | 住宅手当と交通費は別途支給される企業もある |
最低限自分の転職先の国の給料相場を理解して、かけ離れている求人でなければ問題無く暮らしていけるので問題ないです。
また給料は転職エージェントに相談をして、自分のキャリアと希望給料がマッチしてるのかを相談すると良いでしょう。

コミュニケーションと人間関係の不安

職場の人間関係やプライベートでも友人ができるかなど、不安を持っている人はいるかと思います。
既に言語に問題がない人は、現地の人と問題なくコミュニケーションがとれるので、特に大きな問題はないです。
しかし、まだ日本語しか話せない人は、最初は少しコミュニケーションの部分で苦労するかもしれません。
コミュニケーションがうまくできないと、人間関係の構築もうまくできないです。でも頑張って話そうとして、身振り手振りでなんとか伝えようとすると、現地の人はうまく理解してくれようとします。
国にもよりますが、僕が住んだインドネシア人はみんな優しい人ばかりでした。おかげで、インドネシア人の友人もできたし、人間関係で困ることはなかったです。
言語ができない人は最初に苦労するかもしれないが、言語が上達するにつれてコミュニケーションがうまくできるようになります。
帰国後の不安

帰国後の不安は、海外でのキャリアを活かして将来的に日本での転職を視野に入れている人だと思います。
これも僕の経験から言うと、海外のキャリアはプラスに働くことの方が多いです。僕は一度インドネシアで働いて、その後日本で働いています。
面接を何社か受けた感覚として、海外で働いていた経験に興味を持ってくれた企業が多かったです。面接でもインドネシアで働いていたことを聞かれることが多くありました。
実際に転職をすることもできたのです。特に海外拠点を持っている会社であれば、海外で働いた経験をより評価してくれます。
海外に拠点がある会社は駐在員としての枠もある場合が多いので、海外で働いていた経験があれば、早い段階で駐在員を狙うことをできます。
なので、海外転職後のキャリアを心配しているのであれば、プラスになることが多いので特に不安になる必要はないです。

家族の不安
次に家族に対する不安です。既に結婚しているのであれば、家族と一緒に移住するのか、それとも単身で移住をするのかは悩むと思います。
家族で移住を考える場合まず経済的な部分を考えましょう。現地採用の場合は、給料がそこまで高くいので、家族で移住すると経済的な余裕がないので、おすすめしません。
あくまでも現地採用は単身で海外に働く為だと思ってもらった方良いです。
駐在員の場合は、十分に家族で住んでも余裕があるので家族で移住するか相談をしましょう。
特に駐在員が行くような国では、家族で住みやすい国が多いです。治安が比較的良かったり、日本食レストランが多かったりと日本にいる時とそこまで変わらない生活ができます。
事前に転職、移住先の国にした調べをして、家族で暮らすことは実際に可能なのか、しっかりと相談をして決めるようにしましょう。
もう一度自分がなぜ海外転職をしようと思ったのかを考える

海外転職で不安になってしまうこともあると思いますが、その場合はなぜあなたが、海外で働こうと思ったのか、もう一度考えてみると良いでしょう。
もちろん、海外転職となると最初は大変なことが多いかもしれません。
それでも、最初に思った「海外で働きたい」と思った理由をもう一度整理することで、大変なことでもなんとかやっていこうと思うはずです。
僕が実際にそうでした。不安よりも、わくわくしている気持ちが勝っている状態ですね。
勢いに任せるのは良くありませんが、せっかく海外転職をしようと考えたことを、不安なことでなんとなく暗く考えないでほしいということです。

大抵の苦労は6ヶ月で慣れる

大抵のことは6ヶ月すればほとんど慣れます。6ヶ月たつと海外で暮らしている自分が当たり前になってくるのです。
知らない間に言葉が上達していたり、現地の文化に合わせた生活スタイルになっていたりします。
海外に行く前では考えられなかったことが、自分のなかで当たり前になってくるのです。これは一つの成長で、最初は苦労していたことが、普通にできるようになっています。
僕は数ヶ月して、ふと気付いて、なんかインドネシア人に近づいてきているって思いました。(笑)
この時は少しなんか少し嬉しくて、自分のなかで一つ文化や生活スタイルを受け入れた感覚でした。
なので、6ヶ月たてばほとんどのことが慣れて自分の身になっているはずです。
分からないことは転職エージェントに相談をしよう

もしまだ海外転職中でしたら、積極的に転職エージェントに相談しましょう。
給料のこと、職場の環境のこと、現地の環境のこと、どんなことでも相談してください。
海外転職エージェントは現地にいる転職エージェントが多いので、現地でも悩みや不安の解決方法を知っています。
実際に現地に暮らしている、相談役だと思ってもらっていいと思います。転職エージェントに相談をすれば、ある程度の不安は解消できるはずです。
僕も給料のことは転職エージェントに相談をして、交渉も実際にしてもらいました。なので、分からないこと、不安なことは転職エージェントに直接相談をするようにしましょう。
まとめ
今回は海外転職での不安の解消方法について解説しました。不安に思うことは人それぞれだと思います。
色んな悩みや不安がある中で、海外に対する不安は見えづらい物でどうして良いのか分からなくなってしまうことも多いかもしれません。
なので、分からないことは転職エージェントに相談をしながら、少し悩みか解決していってほしいと思います。
また今回の記事でも代表的な不安をいくつか紹介したので、是非参考にしてもらって海外転職を実現してください!

海外転職で悩んでいる人は無料の転職エージェントに必ず利用しましょう。
実際に海外の求人を自分で探すのは難しいです。。実際に僕もまずは転職エージェントにキャリア相談をしました。
日本と違って海外転職は手続きも多くあります。自分でVISAの手続きとか面倒ですよね。なので、全面的にサポートをしてくれる転職エージェントを活用しないと損です!
無料なので使った方が良いですよ!
企業の面接と違って気軽に話せるので、気軽に転職活動ができます。