海外転職をするうえで、一番大事な選択といっても過言ではないのは国選びです。働く国が変わるだけで、給料や環境または、今後のキャリアまで全てが変わります。
そこで、今回は海外転職の国選びで絶対に抑えておきたいポイントを紹介します。
参考までに僕はインドネシアで働いた経験があり、他多数の国にも行ったことがあります。僕の経験から言えることもふまえて一緒に解説しています。
・海外転職をするうえで国選びのポイント
・海外転職でおすすめの地域
目次
海外転職をするうえで考える大事なポイント
早速海外転職をするうえで考える大事なポイントを見ていきます。
- 就労ビザはとりやすいか
- 生活環境は自分に合っているか
- 今後のキャリアを描けるか
それぞれ詳しく解説していきます。
就労ビザはとりやすいか

最初に考えた方が良いのが、就労ビザがとりやすいかどうかです。そもそも働きたい国で就労ビザが取得出来なければ、働くことはできません。
そして就労ビザの取得のルールは国によってかなり変わってきます。
- 大卒でないと就労ビザをとることができない
- 日本で就労経験が〇年以上は必要だったり
と条件は様々です。果たして自分の経歴でどこの国なら就労ビザを取ることが出来るのかをチェックしましょう。

就労ビザの条件は大きく変更されることもあるので、転職エージェントに都度確認をするようにしましょう。
生活環境は自分に合っているか

次に重要なのが生活環境は自分に合っているかです。ポイントとしては
- 食事
- 気候
- 主要言語
- 人の性格、特徴
と細かい部分をあげたらきりがないかもしれませんが、この点をおさえておけば大丈夫だと思います。
結論早い話、現地に行きましょう。海外転職は必ず国を決める前に現地に行ってから決めることをおすすめします。
もちろん、ネットでも国の情報を入手することはできます。しかし、それはあくまでも、その人が感じた情報です。
ご飯が美味しいとか、気候が最高とかの情報は人によって変わります。そこだけはネットの情報をもとに判断はしない方が良いです。
なので、必ず現地に行ってから環境が自分に合っているのか肌で感じるようにしましょう。
今後のキャリアを描けるか

その国で仕事をしたあとに自分の今後の目標のキャリアに近づけることができるかも考えて下さい。
なにも考えずに海外転職をしてしまうと途方にくれてしまい、次のキャリアにまったくつながりません。

日本に帰国して再就職
おそらくよくよくは、日本に帰国を考えたうえで海外転職をする人も多いと思います。その場合は将来日本でどういった業界、職種に就きたいのかを考えると良いです。
そしてその業界、職種に近い仕事ができる国で海外転職をするようにして下さい。
もしまだ将来日本でどんな仕事をしようか決まっていない人で、日本に帰国しようと思っている人はなるべく、海外ならでは経験ができる仕事の方が評価はされやすいと思います。
例えば、
- 海外スタッフとコミュニケーションが必要な職場環境
- 一から事業やプロジェクトの立ち上げ
- 管理職や責任あるポジションを任せられる仕事
こういった仕事は海外転職で思ったより多くあります。日本人としか仕事をしなくて、日本でも誰でもできる仕事は避けた方がいいってことです。
海外で再度転職をしてキャリアアップ
ほんとにその国が好きなのであれば、同じ国で転職をするのも一つの方法です。
既に現地にいる状態で転職活動ができるので、日本から海外転職をするよりもスムーズに転職ができると思います。
しかも同じ能力の人がいたら、日本にいる人よりも、既に現地で就労経験があった方がより選ばれやすいです。
もっと言うなら、希望のキャリアアップ先の業界や職種を見据えて国や仕事を選ぶとキャリアアップしやすくなります。
どこの国でも経験者が優遇されるのは一緒ですからね。
給料と生活費のバランス
給料と生活費のバランスをしっかり見て転職先の国を検討しましょう。もちろん、転職する国よって平均給料は異なります。
各国の現地採用の平均月収手取り(円換算) |
|
アメリカ | 27万円 |
カナダ | 27万円 |
フランス | 20万円 |
タイ | 17万円 |
インドネシア | 15万円 |
フィリピン | 15万円 |
インド | 15万円 |
シンガポール | 24万円 |
マレーシア | 15万円 |
上記はあくまでも基準です。仕事によって異なります。福利厚生の分も入れて上記の金額になる場合もあります。
基本給料相場が下がれば、現地の物価も安いので生活面で困ることはありませんが、自分がどれくらいの給料が欲しいかで考えるのも一つの国を選ぶ基準です。
おすすめはアジア圏がおすすめ

ここまでいくつかの国選びのポイントを紹介しましたが、おすすめはアジア圏です。大きな理由は
- 就労ビザを取りやすい国が多い
- 英語スキルや特別なスキルがそこまで必要ではない
- 生活コストを下げることができる
- アジアの市場が伸びている
- 日本食が多い国が多い
就労ビザを取りやすい国が多い
アジア圏は就労ビザを欧米と比べて取りやすい国が多いです。例えば、タイとかフィリピンは高卒でも就労ビザがとれます。
他の国でも実務経験がそこまで厳しくなく、欧米諸国と比べたらやはりアジア圏は海外転職のハードルは低めです。
英語スキルや特別スキルがそこまで必要ない
アジア圏の場合はそこまで、語学スキルが無くても海外転職をすることができます。
僕も実際にインドネシアで働く時は「語学不問」でスキルは簡単な挨拶レベルでしかできなかったです。
職務経験も未経験の業界でした。それでもアジア圏は海外転職をすることができます。

生活コストを下げることができる
アジア圏ではほとんどの国で日本にいる時よりお金がかかりません。
国にもよりますが、
- 一食200円でご飯が食べられる
- タクシーの初乗りが100円いかない
- 家賃5万でジム、プール付き
等々。比較的安いお金で幸福感が大きいのが特徴です。例えば、アジア圏で就職して給料はそこまで高くないです。
それでもネットなどで少し副業をして1万を稼ぐ。この1万円の価値が日本とアジアでは全く違います。
少しでも稼ぐことができたら幸福感の倍増が全く違いますね。生活コストを下げることが出来るメリットはかなり大きいです。
アジア(特にASEAN)の市場が伸びている
アジアの市場は伸び続けています。日系企業も多くのアジアの国拠点を構えるようになってきました。
特に僕が就職したインドネシアは人口が世界4位で20代の割合も高いです。(日本とは真逆)
これから経済成長が見込める国にいれば、別の仕事のチャンスを見つけることが出来るかもしれません。
日本食レストランが多い

日本食レストランがあるかどうかはとても重要です。いざ海外で暮らしてみて思うことは日本食が神だということ。
現地の食事も美味しんですけど、やはり慣れ親しんだ日本食が恋しくなる時が必ずきます。
今は多くの国で日本食レストランを見るようになりましたが、特にアジアでは日本食レストランは多いです。
まとめ
今回は海外転職をするうえでの国選びのポイントを紹介しました。おさらいしておくと
- 就労ビザはとりやすいか
- 生活環境は自分に合っているか
- 今後のキャリアを描けるか
海外転職は国が違うだけで、同じ仕事内容でも全く違う環境で仕事をすることになります。正直僕としては海外転職で一番大きなポイントかなと思います。
是非今回の記事を参考に自分に合った国選びをしてみて下さい。

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