夫が海外駐在員に!家族で海外移住をすることになったけれど、家族で海外移住は大変じゃないの?
そもそも家族で移住するべきかどうかを悩んでいる。将来は家族で海外移住をしてみたいけど、なかなか踏み出せないでいる。
今回はそんな人の為に、家族で海外移住をする注意点をまとめてみました。単身で海外移住をするよりも、家族で海外移住をする方が、問題が多くでてきます。
問題の解決方法も一緒に解説をするので、家族で海外移住をする人は参考にしてみて下さい。
目次
独身の方が海外転職はしやすい

独身の方が海外転職はしやすいです。独身の方が家族の問題に左右されることが少ないからです。
海外転職を始めるとかなり高い確率で聞かれるのが
- 独身かまたは彼女や彼氏と言ったパートナーはいますか?
- 海外で働くことに対して家族の了承は得ていますか?
僕もこの質問は面接時に高い確率で聞かれる質問でした。海外で働くうえで、家族間の問題で退職することはないかを確認したいからだと思います。
基本、採用する会社は単身で家族の問題がない方が採用しやすいです。長く海外で働いてくれる可能性が高いので、どちらかといえば単身の方が企業としても、採用しやすいのは予想がつきます。
求人によっては家族手当といった福利厚生があるので、家族に対する福利厚生がある求人を選ぶと良いでしょう。
家族で海外転職をする際に気を付けること

次に家族で転職をする際に気を付けるべき問題をあげていきます。必ずこれらの問題を把握したうえで、家族で海外転職をするようにしましょう。
海外の治安の問題
海外の治安は、日本よりも治安が悪い国がほとんどです。単身で行っても一つの問題になりますが、家族で移住するとなると、より考えなければいけない問題になります。
僕はインドネシアに住んでいました。インドネシアは海外のなかでもは比較的治安の良い国ですが、2回窃盗に遭っています。
1回はバックをひったくられ、2回目は一緒にいた友人がスマホを盗られました。日本は一番安全な国と言われている理由が分かった気がします。
治安対策をすると、
- 一人でも外出を控える
- 万が一、外人に襲われた場合は抵抗しない
- 多額な現金は持ち歩かない
- 住む住居のセキュリティーは万全か
など色々と考えなければなりません。必ず移住先の国の情報はチェックして、治安に対する家族ルールは作った方がいいでしょう。
子供の教育の問題

子供がすでにいる場合は、教育の問題も出てきます。海外で子供の教育機関の選択として大きく分かれて3つあります。
- 日本人学校(日本人がメインの学校)
- 現地校(現地の生徒と一緒に通う学校)
- インターナショナルスクール(様々な国の人が通うが学校)
子供にどういった教育を受けさせたいかで選ぶといいと思います。日本人学校であれば、海外にいながら日本と変わらない教育を受けることができます。
現地校やインターナショナルスクールでは、日本とは違った教育を受けるので、日本とは違った考えを持つことができるようになるがメリットです。
教育費も国によって変わってくるので、チェックをしておきましょう。
例えば、日本人学校やインターナショナルスクールで教育を受けようと思ったら、入学金と合わせて、年間で150~200万円が相場のようです。
海外駐在員の場合は会社によっては補助が出る場合もあるみたいです。金額的には大きくなるので、必ず会社に確認をするようにしましょう。
現地採用の場合は、補助は出ないと考えた方がいいです。
駐在妻の問題
次は駐在妻の問題です。かりに夫が海外駐在員である場合は、VISAの関係で駐在妻が働くことができないことが多いです。
なかには女性でも働き盛りの時期で、一生懸命仕事を頑張りたい人もいると思います。駐在妻ではそれができません。
(現地採用の場合はお互いに転職活動をして、内定をもらえば働くことができます。)
旦那の帰りが遅いとなおさら不安になり、ストレスをよりためてしまいがちになってしまいます。
さらに週末は取引先とゴルフの接待で家族の時間をまったく作れない。なんてなったら最悪ですよね。
海外という分からない環境だからこそ、お互いに一緒に居られる時間を大切にするのが重要です。
また同じ駐在妻のコミュニティか友人 を作って、現地での交流も積極的に行えば有意義な時間が作れるかもしれません。
経済的な問題
主に経済的な問題がでてくるのは現地採用で海外転職をした場合です。現地採用は給料が現地のレートに合わせての給料になるので、日本にいる時よりも下がることが多いです。
国によりますが、未経験で日本よりも物価の安い国に就職すると給料が下がることがあります。それに現地採用は、家族に対する福利厚生がないことの方が多いです。
それに比べて海外駐在員は、家族の渡航費や、会社によっては教育費用を補助してくれる場合もあります。
子供がいなければ、現地採用でも生活はできると思います。しかし子供がいる場合は、教育費等のことを考えると、かなり良い条件の仕事に就職しなければ厳しいかもしれません。
会社の都合で駐在員として働くことが決まったのであれば、会社に条件をしっかりと確認をしましょう。
親の介護問題
あなたの親は何歳ですか?ある程度の年齢であれば、介護が必要になり自分勝手に海外転職をするのは難しくなるかもしれません。
海外に居れば、親になにかあった時にすぐに駆けつけることは簡単ではないです。もしかしたら、介護を必要としているかもしれません。
最悪の場合は親の死に目に立ち会えないことも覚悟しなければなりません。まだ元気なら良いと思いますが、ある程度の年齢であれば頭に入れておくべき問題でしょう。
家族で海外移住をする際に準備すべきこと

家族で海外移住をする時に準備するべきことをまとめました。様々な問題を解説する為にも必ずチェックしておきましょう。
経済的な計算を逆算すること

経済的な逆算とはいわゆる、お金のことです。何人家族、どこに国移住するのかによって変わりますが、いくら生活費がかかるのか計算をしてみましょう。
そしてその必要な生活費に対して、自分のお給料で問題ないのかチェックをして下さい。
もしお給料に問題があるのであれば、転職エージェントに相談をして最低限の希望給料の条件を調整しましょう。
海外駐在員はお給料が高いので問題ないと思います。しかし現地採用は、その求人を選ぶかでお給料は大きく変わります。
自分だけではなくて、家族全体のことを考えてお仕事を選びましょう。
求人によっては家族手当がある
現地採用でも求人によっては家族手当がる求人があるので必ずチェックをしておきましょう。
正直数はそこまで多くはありません。僕の方でもこの記事を書いている現時点(2020年7月)には現地採用で海外手当含む求人はなかったです。
しかし他の記事で、実際に現地採用でも家族手当がある求人があった情報がありました。
現地採用の人は転職エージェントと相談して、できるだけ家族手当がある求人を紹介してもらうようにしましょう。
一度現地に旅行に行くのも一つの手
できるのであれば、家族で現地に旅行に行くのも一つの方法です。今はネットで海外の色んな情報を入手することができます。
しかし、実際に現地に行ってみないと、自分に合っているか、家族に合っているか分からない部分が多いです。
実際に行ってみて家族で暮らすのが難しいと感じたら、単身で行くことも一つ方法です。また、逆に家族で住めるとなれば前向きに家族で移住計画を進めることができます。
なによりも自分の肌で感じたことは、一番大事な判断基準になるので、もし行けるのであれば現地視察に行っておきましょう。
家族での相談が一番大事
海外移住に関して一番大事なのは、家族相談です。駐在員として、海外移住が決まったのなら、焦らず家族で話し合いをしましょう。
将来は現地採用として、家族で憧れの国で住みたいと考えているのであれば、家族でしっかり計画を立てましょう。
結論全ては家族で問題を把握して、対処することです。問題はここまでで書いた内容を参考に家族会議を始めてみて下さい。
まとめ
今回は家族で海外移住をする時の問題から、考え方を解説しました。家族で海外に移住するとなると、様々な問題がでてきます。
その問題を何も考えずに転職をすることは難しいです。自分以外にも関わってくる人がいるからです。
自分の親や子供、奥さん全ての人と相談をして、しっかりと考えましょう。幸せに海外で暮らす為にも必ずチェックしておきましょう。

海外転職で悩んでいる人は無料の転職エージェントに必ず利用しましょう。
実際に海外の求人を自分で探すのは難しいです。。実際に僕もまずは転職エージェントにキャリア相談をしました。
日本と違って海外転職は手続きも多くあります。自分でVISAの手続きとか面倒ですよね。なので、全面的にサポートをしてくれる転職エージェントを活用しないと損です!
無料なので使った方が良いですよ!
企業の面接と違って気軽に話せるので、気軽に転職活動ができます。