海外転職に興味があるけど、どうやって進めて転職活動をすればいいの?海外転職したいけど不安がある。そんな人の為に今回は海外転職の流れを10のステップに分けて詳しく解説します。
今回の記事を読むことで、どんな人でも海外転職の流れが分かります!少しでも海外転職をしてみたいと思っている人は参考にしてみて下さい。
それでは早速、海外転職の10のステップを詳しく解説していきます。
目次
①情報を集めて行きたい国を決める
まずは働きたい国を決めます。海外転職は働きたい仕事で決めるよりも、まずは働きたい国で決めた方が充実した海外生活が送ることができるからです。
国によって「気候」「物価」「食事」「言語」「文化」全てが違います。あなたのやりたかった仕事であっても、働く国があなたにあっていなかったら仕事以外全ての環境が合わないことになってしまいます。
なのでやりたい仕事よりも、働きたい国や地域で考えた方が海外生活をより充実して過ごすことができます。
②スケジュールを立てる
働きたい国が決まったらスケジュールをたてましょう。海外転職は日本でやる転職と違って、就労VISAの取得など手続きが多いです。
まずは海外転職をしたい時期を決めてから逆算して転職活動を始めます。全ての手続きの事を考えて、実際に転職をして働きたい時期から遅くても4ヶ月はみて転職活動を始めた方がいいです。
③履歴書等の書類の準備
次は必要書類の作成です。海外転職で必要な書類は、履歴書、職務経歴書、英文レジュメ(英文履歴書)、履歴書写真です。
これら転職エージェントとの書類のやりとりは全てメールでやりとりをします。なので全てデータで準備をしましょう。

下記にエクセルやワードのテンプレートがダウンロードできるリンクを貼りました。
英文レジュメは企業によっては面談時には不要の場合もありますが、就労VISAの取得の時に必要になるので、先に作成をしておきましょう。
「履歴書の写真」は街中の証明写真機で撮った写真をスマホで受け取れるようになっています。なので証明写真機を使ってデータで写真を保存しておくと便利です。4つ全て揃えたら次のステップに進みましょう。
④転職エージェントの精査、登録
書類の準備が完了したら、転職エージェントに登録をしましょう。転職エージェントは無料で登録できて、あなたの転職キャリアのサポートから条件にあった求人を紹介してくれます。
転職エージェント登録でできることは
- 転職のキャリア相談
- 求人サイトにのってない案件を紹介しくれる
- 面接のサポート
- 内定後の就労VISA取得のサポート
全部無料で活用することができます。
僕も転職エージェントに登録をして転職活動をサポートしてもらいました。特に海外転職はほとんどの人が転職エージェントを活用しています。
転職エージェントは複数登録することで自分に合う求人を見つける確率がその分上がります。なので転職エージェントは必ず登録をしておきましょう。
下記に僕が登録して海外転職が成功した転職エージェントを3つ紹介します。参考にしてみて下さい。
転職エージェント登録手順を画像で解説
下記にJAC Recruitmentの登録手順を画像で解説します。基本3社とも登録手順は同じです。参考にしてみて下さい。

まずはJAC Recruitmentの公式ページから「メールアドレス」「パスワード」を入力して初期登録をします。

次に「基本情報」を登録します。全ての項目を入力したら「次へ」をクリックして最後の項目まで進めていきます。

必要項目の入力が終わるとJAC Recruitmentからメールが届きます。登録完了のメールが届いたら担当者から連絡が来るまで待ちます。
基本2日くらいでメールが届きます。メールが来たら次はエージェントとの面談です!
基本どこの転職エージェントも登録手順は同じです。
⑤転職エージェントとの面談

転職エージェントの登録の次は転職エージェントとの面談です。実際にあなたがどういった条件で求人を探しているのかをエージェントと相談をします。
基本転職エージェントとの面談は時間を合わせてSkypeで行います。Skypeのアカウントの登録がまだの人は登録をしておくと良いでしょう。
実際に話す内容は
- 簡単な自己紹介
- 希望の国
- 希望の業界や職種
- いつから働くことができるか
- 希望給料や条件等
- 語学ができると履歴書に書いている人は簡単な語学チェックがあるかも
基本は「どこの国でどんな仕事がしたいの」「給料はどれくらいが希望ですか」こんな話をしながら、エージェントはあなたにあった求人を探してくれます。
転職エージェントとの面談は企業の面接とは違うので、緊張せずに普通に話をして大丈夫です。服装もスーツでなくてもOKです。
ただ履歴書に語学ができると書いた人は、どのくらいできるかチェックが入る場合があるので準備しておくといいかもしれません。
ちなみに僕は「インドネシア語が日常会話程度できる」と履歴書に書いたら、抜き打ちチェックが入りまいた(笑)
特に固くなる必要はありませんが、上記の項目を参考にある程度なにを話すか考えていた方がいいでしょう。
⑥求人に応募する
次は求人に応募をします。求人に応募する方法は二つです。
- 転職エージェントから直接メールで紹介をもらう
- 登録した転職エージェントのサイトから気になる求人に応募する
の二つの方法があります。

転職エージェントから直接メールで紹介をしてもらうやり方は、定期的にあなたの条件にあった求人をエージェントがチェックをしてメールをしてくれます。気になる求人があったら応募希望のメールを送れば、エージェントの方から企業に推薦してくれます。
そしてもう一つは自分で求人をチェックする方法です。公式サイトにも求人情報がのっているので、自分でチェックをしてエージェントに求人の番号を連絡して応募する方法です。
どちらでもOKですが転職エージェントから条件にあった良い案件は多数くるので無理に自分でサイトをチェックする必要はないです。時間がある時に軽くチェックをするくらいで良いでしょう。
⑦面接を受ける

応募した求人で書類審査が通過したら企業と実際の面接です!面接は基本Skypeで行います。僕もほとんどSkypeで行いました。1社だけ日本本社で最終面接があり、東京本社で直接の面接でした。
書類通過のメールが来たら面接の希望時間を記載します。この時にSkype面接の場合は時差を考慮してスケジュールを調整すると、スムーズに面接の日程調整ができます。
面接で聞かれる確率が高い質問を下記にまとめます。
・簡単な経歴と自己紹介
・なぜこの国で働こうと思ったのか
・なぜ海外で働こうと思ったのか
・英語(現地の言葉)はどのくらいできますか
・なぜ弊社を選んだんですか
・どのくらい長くこの国で仕事をしようと考えていますか
・前の仕事はどんな仕事をしていましたか
・今後どうなっていきたいか、ビジョンはあるか
・いつから働くことができますか
・給料の希望はありますか
・家族は海外で働くことに反対はしていませんか
少なくて上記の質問は聞かれる確率が高い質問です。準備して答えることができるようにしておきましょう。


⑧内定をもらう、オファーレターにサイン

次はようやく面接を受けた企業から内定の連絡をもらいます!正確には転職エージェントから内定のメール届きます。内定を承諾したらオファーレターが発行されます。
※オファーレターとは給料、福利厚生、仕事内容、勤務時間、有給他全ての条件が記載されていて、この条件であなたに働いてほしいという書類です。
オファーレターの内容をしっかり確認して、問題がなければオファーレターにサインをします。
サインしたオファーレターをエージェントに送信したらようやくあなたの海外転職の内定が約束されたことになります!
万が一オファーレターに納得がいかず、面接の内容が違っていたらまずはエージェントに相談してください。
しかしオファーレター発行後の変更は内定取り消しの可能性もあるので注意をしておきましょう。
⑨就労VISA申請手続き

次は就労VISA申請の手続きです。国によって就労VISA申請に必要な書類が変わります。転職エージェントと相談をして必要な書類を確認しましょう。
必要な書類が揃ったら大使館でVISA申請をします。その後問題がなければ、はれて就労VISAが取得できます。
必要書類を下記にまとめたので参考にしてみて下さい。
・パスポート全ページカラーPDF
・英文在籍証明書
・英文経歴書(英文レジュメ)
・英文卒業証明書
・証明写真
・保険証のカラーコピーPDF
あくまで参考です。国によっても必要書類は変わるので、エージェントと相談をしながら進めていきましょう。
⑩渡航して仕事へ
就労VISAが取得できたら、ようやく渡航です!渡航日を決める時は転職エージェントから内定先の会社の連絡先をもらっています。
なので、会社と直接連絡をとって渡航日を決めます。渡航日が決まったらいざ引っ越しです。
日本にいる間にしておかなければならない手続きを済ましてから渡航するようにしましょう。すべて完了したら、夢の海外転職、海外生活の始まりです!
海外転職で注意をすること

海外転職をするにあたってこれだけは注意しておいてほしいことを紹介します。これから海外転職を考えている人であればチェックしみて下さい。
時間がかかる
海外転職は時間がかかります。全ての手続きで3ヶ月から6ヶ月はかかります。一番の理由は就労VISAの取得が必要になるからです。
必要な書類を集めてVISA申請が完了するまで、2ヶ月はみておいた方がいいです。
なので海外転職は内定をもらうまでの時間+就労VISAを取得する2ヶ月間がかかることを頭に入れておくと良いです。
就労VISA取得の制限
就労VISAの取得には制限があります。国によっては簡単に就労VISAを取得するのが難しい国もあります。
特に最終学歴が大卒以上でないと取得が厳しい国が多いです。就労VISAの取得の制限は国によってばらばらなので、事前に調査をするか転職エージェントに相談をしておきましょう。

語学不問、経験無しでも働ける
よく海外で働くなんて凄いと思っていませんか?海外転職は英語が話せなくて、経験が無くても働くことができます。
日系企業であれば、取引先が同じ日系企業が多いので英語や現地の言葉が分からなくても、働くことができることが多いのです。
「海外で働きたい!」そう思って行動をしたら働くことができます。別に海外で働くことは凄いことではないっていうことです。
なので、もしあなたが海外に興味があって少しでも海外転職を考えているのであれば、是非海外転職にチェレンジしてみて下さい。
面接は基本Skypeで行う
面接は基本Skypeで行います。よく現地に行って面接をすると情報がありますが、現地で面接をすることはほとんどありません。
あったとしても最終面接ですでにほとんど内定が決まった状態になると思います。ちなみに僕は現地社長との面接は全てSkypeで行いました。
なので、現地に行って面接が面倒とかはありません。
まとめ
海外転職の流れを10のステップに分けて解説しました。今回の流れどおりに行動すれば誰でも海外転職はできます!
①情報を集めて行きたい国を決める
②スケジュールを立てる
③履歴書等の書類の準備
④転職エージェントの精査、登録
⑤転職エージェントとの面談
⑥求人に応募する
⑦面接を受ける
⑧内定をもらう、オファーレターにサイン
⑨就労VISA申請手続き
⑩渡航して仕事へ
特に難しいことは無いです。少し就労VISAの取得が面倒なくらいです。もし「海外転職で働きたい!」「海外に興味がある」そんな人は今回の記事を参考にしてみて下さい。

海外転職で悩んでいる人は無料の転職エージェントに必ず利用しましょう。
実際に海外の求人を自分で探すのは難しいです。。実際に僕もまずは転職エージェントにキャリア相談をしました。
日本と違って海外転職は手続きも多くあります。自分でVISAの手続きとか面倒ですよね。なので、全面的にサポートをしてくれる転職エージェントを活用しないと損です!
無料なので使った方が良いですよ!
企業の面接と違って気軽に話せるので、気軽に転職活動ができます。