海外転職を目指す時に、ベストなタイミングはいつ?失敗しないタイミングはいつ?そんな人の為に、海外転職をするベストなタイミングを紹介します。
時期によっては求人数で有利になったり、費用をなるべく抑えることができます。是非今回の記事を参考に海外転職のベストなタイミングを見逃さないようにして下さい。
海外転職のベストなタイミングはいつ

まずは海外転職でより求人が増えて有利になりやすい時期を紹介します。
12月は海外決算時期前後は求人数が多くなる
12月は海外の求人数が多くなる傾向があるので、海外転職を考えてる人はおすすめのタイミングです。海外では12月決算が多いので求人数が多くなります。
また半期末の6月も求人が増える傾向があります。日本の場合は3月決算が多いので、3月から4月は求人が多くなる傾向があります。海外も同様に決算時期は求人が増えます。

実際に僕は12月に転職活動をスタートしてました。求人は追加で紹介してもらうことも多かったので、12月前後は少し増える傾向があるかもしれないです。
求人数が増えれば、より自分にあった求人を見つけるチャンスが増やすことができるのでチェックしておくと良いです。
海外決算の12月と半期末の6月は求人が増える傾向にあります。
企業が人材を必要とするタイミングで求人は増える
企業が人材を必要とするタイミングで求人は増えます。特に外資系企業の場合は、日系企業のように新卒で多くの求人を募集をすることはありません。
人材を必要とするタイミングは、新プロジェクトの立ち上げ、新拠点の立ち上げなどです。僕が海外転職をした時も「新拠点のマネージャー」などを募集してる求人は多くありました。
その分、より即戦力を求められる求人が多いのが海外の求人です。なので企業が必要とするタイミングで求人が増えます。
国によって変わる長期休暇のタイミングはさけよう
海外転職で探してる求人先の国の長期休暇のタイミングはさけた方が良いです。どこの国でもそうですが、長期休暇は多くの企業も休みになることが多いです。
例えば僕が転職したインドネシアでは、レバラン休暇というイスラム宗教の長期休暇があります。レバラン休暇の時は銀行も閉まり、多くの会社が休みになります。もちろんそのタイミングで転職はスムーズ進みません。
他の国の代表的な長期休暇は「旧正月」「クリスマス」などがあります。日本ではお盆休みがあるように、国によっても様々な休暇があるので必ず転職先の情報をチェックしておきましょう。
転職先の国の長期休暇の情報は事前に調べておくようにしましょう。
海外転職は時間がかかることを注意する

海外転職はVISA取得といった手続きも多く、働くことができるまで時間がかかります。実際に働き始めたい時期を逆算して転職活動をしていきましょう。そこで海外転職に必要な期間を詳しく解説します。
海外転職は転職活動~働くまで3ヶ月~6ヶ月
海外転職は転職活動を始めてから3ヶ月~6か月はかかります。海外転職は大きく分けて、実際の転職活動とVISA取得が必要になります。
また海外への渡航となると日本の家の解約、携帯のプランの見直しや解約など細かい手続きも必要になるので時間がかかってしまいます。
なのでどんなに転職活動がスムーズで内定を早くもらうことができても、3ヶ月はかかることを頭に入れておきましょう。
転職活動~内定は1ヶ月から3ヶ月
転職活動を始めてから内定は1ヶ月から3ヶ月はかかります。まずは転職準備で履歴書等の準備が必要です。
海外転職の場合は英文のレジュメ(英文の履歴書)が面談時に必要になる場合があるので準備をしておくとスムーズに進みます。
そのあと実際に転職エージェントと面談をして、企業の面接をします。面接から内定までスムーズに進めば1ヶ月で内定まで行く場合もあります。
しかしほとんどの場合、何社か面接をかさねたり、より良い条件の求人探すことが多いのです。なのでスムーズに進んで1ヶ月で、普通は2ヶ月から3ヶ月は内定まで時間が必要になります。
VISA取得で2ヶ月から3ヶ月
最後にVISA取得で2ヶ月から3ヶ月はかかります。国によっても差はありますが実際にどこの国でも就労VISAを取得するのに必要な期間は2ヶ月から3ヶ月はかかります。
VISA取得は国の大使館で手続きを行い、必要な書類もいくつかあります。また必要書類をまとめるのにも時間がかかります。
なので書類の準備から申請をして実際に就労VISAがおりるまで2ヶ月から3ヶ月は見ておきましょう。
VISA取得の際に必要な書類を事前に準備しておくとスムーズ
VISA取得の際に必要な書類を事前に集めておくとスムーズに申請ができます。VISA取得は必要書類がいくつかあります。下記に必要書類をまとめました。
・パスポートの全ページPDFデータ
・英文在籍証明書
・英文経歴書(下部に著名があるもの)
・英文卒業証明書PDFデータ
・証明写真カラーPDFデータ
・保険証のPDFデータ
特に英文在籍証明書は前に働いていた会社に発行を依頼する書類で後回しにされやすいので事前に準備をしておいた方が後々スムーズに手続きを進めることができます。
他書類も事前に必要書類はそろえておくことで、スムーズにVISA申請手続きが進むので、面接をしながら書類を少しずつ集めておくと良いでしょう。

上記が実際にエージェントとのVISA書類のやり取りのメールです。基本上記の書類で問題はありませんが、国やVISAエージェントによっても準備する書類が変わる場合があります。
ちなみに僕の場合はインドネシアでの就職だったので、証明写真が白、赤の物が必要でした。国によって少しルールは変わるので、その都度エージェントに確認すると間違いなく進めます。
転職エージェントに直接確認してVISA申請書類を事前にそろえるようにしましょう。
税金をなるべく節税できる海外転職のタイミング

あまり大きな声では言えませんが、なるべく税金を節約できる海外転職のタイミングを紹介します。費用を抑えることができるので、おすすめのタイミングの一つになるので参考にしてみて下さい。
1月1日直前で転職、移住がベスト
1月1日の直前で海外転職、移住をすることで住民税を節税することができます。住民税は1月1日付けで日本に住民票がある人が対象になります。
つまり1月1日より前に住民票を海外移住で日本から出すことで住民税を払わなくてすむのです。
住民税は去年の所得によって支払う金額が変わります。しかし基本どこの自治体も1月1日に住民票を登録してる人が、去年の所得によって6月から翌年5月までの一年間住民税を支払うことになります。
なので1月1日より前に海外移住の手続きをすることで6月から5月までの住民税を支払う必要がなくなります。
2月とかに転職、移住をしてしまうと損
逆に2月とかに転職、移住をしてしまうと損です。住民税を支払う必要がでてくるからです。住民税は6月から5月まで、去年の所得によって支払う必要があります。
なのでかりに2月転職した場合は、海外にいながら日本の住民税を払う。または移住の際に一括で支払分ければなりません。なので税金のことを考えると1月や2月の転職、移住はおすすめできません。
住民票は日本がから抜いておく方が良い
海外転職を移住する際は住民票を抜いておくことをおすすめします。日本から住民票を抜いておく方がコスパが良いからです。
住民票を日本から出すメリットとして
- 年金の支払いが任意になる、
- 国民健康保険の加入が任意になる、
- 住民税が非課税になる。
年金は将来を考えるともらえない可能性が高いです。国民健康保険は海外移住になるので、海外で保険に入る方が良いです。
日本に帰国した時に病気にかかったら心配という人は国民健康保険は加入したままの人もいるようです。
人それぞれですが、僕としては一時帰国の場合は民間の保険に加入した方がコスパがいいので、国民健康保険も加入しない方がいいです。
また役所によっては一時帰国の時に窓口で手続きをすると健康保険に短い期間でも加入することができます。
そのため、住民票は日本から抜いておいた方が余計な出費を抑えることができます。
海外転出届も各自治体の窓口で簡単にできるので、是非お問い合わせしてみて下さい。
まとめ
今回は海外転職のベストなタイミングを紹介しました。「海外求人が増えやすいタイミング」「海外転職でかかる時間の逆算」「海外転職、移住でできる節税」それぞれを考えて自分に合ったタイミングで転職情報をチェックしておきましょう。
ベストなタイミングを理解しておくだけで、より効率良く転職活動に活かせます。是非今回の記事を参考に海外転職にチェレンジしてみて下さい。

海外転職で悩んでいる人は無料の転職エージェントに必ず利用しましょう。
実際に海外の求人を自分で探すのは難しいです。。実際に僕もまずは転職エージェントにキャリア相談をしました。
日本と違って海外転職は手続きも多くあります。自分でVISAの手続きとか面倒ですよね。なので、全面的にサポートをしてくれる転職エージェントを活用しないと損です!
無料なので使った方が良いですよ!
企業の面接と違って気軽に話せるので、気軽に転職活動ができます。